2009年5月アーカイブ

 先日、東京のイベント企画会社を経営する友人から北海道で大道芸人の技を競う地区大会をやるのでその審査員をしてくれとの依頼を受けた。私のような素人がそんな全国大会に出る芸人を選ぶなんて無理だと言うと「まちづくりに一役買っている大道芸人さん達の存在やその力を知らないでまちの活性化計画をつくれるの?」と一言。それならと引き受けた。当然ノーギャラである。(うまく友人にはめられたかも?) 

 しかし、芸王グランプリ北海道地区大会(4月26日)の会場へ出向き審査員席に座ってからの4時間はあっという間であった。一言で初体験の感想を言うと「すごい!これぞプロ!感動した!」としか出てこない。10組目最後に登場したMrバー芸王道大会.JPG.JPGドさんの約5分間のパントマイムには正直涙がこぼれてしまった。その姿を隣りで見ていた友人(主催者兼審査員)は「涙する審査員を初めて見た。感動した。」とマイクでポツリ。

 人間社会学科では"HIT寄席"を学生達の力もかりて昨年初めて開催した。文化に触れる生きた実習の一つでもある。今回、道内あるいは全国、時には海外で道行く人に芸を披露し、投げ銭(芸の評価額)で生活するこの若い芸人の皆さん(10組)に学生を会わせてあげられなかったことを心から悔やんだ。私に2,000円を投げさせ、見事代表になったMrバードには是非、全国一になってもらって祝杯をあげたいものだ。「芸は身を助ける」は真実でした。        

(まちづくりの濱谷)